The Way to Graduation thesis (beta 1)
卒業論文への道(ベータ版)
第0段階:基礎的テキストの輪読
- 目標
- 対象とする学問領域を概観する。
- 対象とする学問領域で使われている理論や手法を知り、理解を深める。
- 作業
- 基礎的なテキストの輪読
- 隣接諸分野のテキストを必要に応じて読む。
第1段階:個別の関心に応じた文献の講読
- 目標
- 問題意識の絞り込み
- 論文で問題にする大まかなテーマを決める。
- 作業
- 手がかりを求め、さまざまな文献を広くあたってみる。
- キーワードからOPACやインターネットなどで文献を調べ図書館等を通じて入手し、読む。
- 図書館や本屋などを調べ、問題意識の近い本を入手して読む。
- 新聞検索になどによりに最近のトピックスについて調べてみる。
- 雑誌記事検索などにより近年の雑誌論文を調べ、問題意識が近い論文が掲載されている雑誌を調べ、その近年の号に目を通してみる。
- 関係学会における最近の学会報告の報告要旨集などをみて近年のリサーチテーマをチェックする。
- 収集した文献についてはこまめにリストを作っていく。
- 収集した文献を読み、自ら考える。
何が面白いのか、どこが面白いのか。まず、面白いと思えるテーマを見つけだす。
- 文献講読の結果は随時ゼミで報告し、アドバイスを求める。
- 問題意識を絞り込み、論文を書く大まかな領域をきめる。
- 検討結果をゼミで報告する。
第2段階:文献のレビュー、課題と方法の決定
- 目標
- 論文の課題と方法を決める。
- 関心領域の基本文献のレビュー
- 作業
- 文献の探索と精読
- 個別の関心領域の基本文献を教官等に紹介してもらい、関連箇所を精読する。
- 近年の雑誌論文を雑誌記事検索などで調べ、関連論文を入手して読む。
- 関係学会における学会報告要旨集などから関連する報告要旨を読む。
- その際、関連論文では、近年どのような「課題」をどのような「方法」で扱っているかに注意する。
- また、関連論文を批判的に検討し、関心領域についてどのようなことが明らかになっており、どのようなことが明らかになっていないかということに注意して文章にまとめてみる。
- 収集した文献についてはこまめにリストを作っていく。
- 問題意識をはっきりと限定し、「課題」を立ててみる。
- その「課題」に接近するために最も適した「方法」は何かを考える。
- 「方法」について検討する。
- バック・グラウンドになっている理論を学習し、その「課題」にアプローチするのに適しているかどうかを考える。
- 入手可能な文献類、資料類・統計類をチェックする、実態調査が行えるかどうかを探ってみる、などして必要な材料を得ることができるかどうかを検討する。
- 「課題」に対し、それにアプローチするうまい「方法」が見つからない場合、あるいは必要な材料が入手できそうもない場合は,アプローチがしやすくなるよう、「課題」を別な形で立て直してみる。
- 上記のプロセスを繰り返し、「課題」─「方法」のセットについて絞り込んでいく。
- 課題と方法について、ゼミで報告する
第3段階:研究の計画を立てると共に、実施の下準備を行う。
- 目標
- 論文のテーマの決定、課題と方法の詰めと章別編成第1案作成
- 研究実施計画の立案
- 研究を実施する上での下準備を完成
- 作業
- 論文のテーマ、課題、方法の決定
- 論文題目(仮題でも可)をつける。
- 問題意識、研究の目的、課題と方法などをとりあえず文章化してみる。
- その過程で、課題を分析方法との関係から整理し、作業仮説を立ててみる。すなわち、どのような結果が出れば、課題が明らかにされたと考えるのかをはっきりさせておく。
- その際、過去の研究がその課題をどのように扱い、どのような結果を出しているかを整理しておく。
- 章別構成の第1次案を作ってみる(論文の全体的なストーリーを構想)。
- 必要な文献類、資料類、統計類を入手し、学習する。
- 特に扱うテーマの既存研究については網羅するようにし、じっくりと勉強しておくこと。
- 収集した文献・資料・統計についてはこまめにリストを作っていく。
- 実態調査を行う場合は、調査計画を立てる。どのような事項について知りたいのか、あるいはデータが必要なのかを明確化しておく。
- 用いる「方法」について、必要な場合はその背景となる理論から実際の適用例に至るまでしっかり勉強する。
- 統計的手法、計量経済学的手法を用いる場合は、
- どのようなコンピュータ・パッケージを使えばいいかを調べたり教官にアドバイスを受けたりして、決定しておく。
- 新たに入手する必要がある場合は早い目に入手しておく。
- パッケージの使い方について学習し、十分に使いこなせるようになっておく。
- 論文完成までに行わなければならない作業の項目を書き出し、卒論提出までの期間をにらんで研究のスケジュールを検討し、おおまかな実施計画を立ててみる。
- 過程を随時ゼミで報告し、アドバイスを受ける。
第4段階:研究計画を実施に移し、実際の調査や分析などを行う。
- 作業
- 実態調査を行う。
- 分析作業を行う。
- 調査や分析の結果を考察する。その結果は随時文章化しておく。
- 調査や分析、考察の結果をフィードバックして、研究のアウトラインを修正する。
それに応じて必要な作業をやりなおしていく。
- 調査・分析結果の整理ととりまとめ
- 過程を随時ゼミで報告し、アドバイスを受ける。
第5段階:論文を完成させる。
- 作業
- 図表を作成し、その説明や考察の文章を書く。
- 章別編成の確定
- 章別編成に従い論文を組み立てていく。
- いままで書いてきたドキュメント類が流用できるところはそれを利用し、一つの流れの中に埋め込めるよう手を加える。
- 空白の部分は書くべき事項についてメモを作るなどして、それに文章を肉付けしていく。
- 全体の原稿がある程度できたら、通しで読んで細かい箇所を修正する。
- 教官へ初稿を提出し、コメントを求める。
- 初稿に対するコメントを受け、修正や作業のやり直しを行う。
- 随時、原稿に対するアドバイスを受け、最終原稿を完成させる。
- 最終的なチェック
- 卒業論文の提出
第6段階:卒業論文発表会で自分の論文をプレゼンテーションする。
- 作業
- 卒論の要約、図表の整理など
- 発表レジュメの作成
- 発表原稿の作成
- 発表練習
- 想定される質問やコメントについてアドバイスを受ける。
- 教官等のアドバイスを受け、レジュメや原稿の修正作業
- 想定される質問やコメントについての対応策を練っておく。
- 卒業論文発表会にて発表。
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