| 授業科目 | 担当教官 | |
| 入門演習 | 氏名 | 新保輝幸 |
| shinbo@cc.kochi-u.ac.jp | ||
| TEL | 844-8251 | |
| 学生相談場所 | 人文学部棟2F 210研究室 | |
| オフィスアワー | 火曜日 第 3 時限 | |
| 開設学期 | 授業種別 | 単位数 | 対象学生 |
| 第1学期 | 演習 | 2単位 | 2回生 |
| 授業目標 |
| テキストを輪読し、その内容を議論することを通して、 (1) 経済学的なものの見方・考え方を身につける。 (2) 自らの手で図を描いて、問題を分析できるようになる。 (3) 現実のさまざまな問題を人間のインセンティブの観点から考えてみる。 |
| 授業計画 |
| 皆さんは経済学と聞いて、どんなテーマを思い浮かべるでしょうか? 景気の先行きや、株式や債券の相場をあてるものだと思っている人もいるでしょうし、企業合併や失業の問題を思い浮かべる人もいるかもしれません。世間の多くの人たちは、経済学を、お金に関わりのあるさまざまな問題を解くことを目的に、複雑な統計データや難解な専門用語をいじくり回す学問としてイメージするかもしれません。 そうした人たちは、この授業で使う教科書の中で、愛や結婚、道徳や犯罪といった問題が論じられているのを見て首をひねるかもしれません。 しかし現在では、こうした問題も立派な経済学のテーマになっています。経済学の扱うテーマは、お金ではなく、人の行動一般です。人をさまざまな行動に駆り立てる動因(インセンティブといいます)を理解し、それに基づいて人々が行動したときどのような帰結を迎えるのかといった点を考察するのです。 この授業では、この本の扱う身近で幅広い社会的テーマについてディスカッションすることを通して、経済理論のエッセンスを理解していきたいと思います。 最後に、この本でどのようなテーマを扱っているかの参考に、各章の題名の一部を抜粋しておきます。 1章 渋滞の憂鬱と合理的な人たち 2章 言葉より行動がものを言う 4章 無人島の脱出にどんな代償を払うか 12章 機会について 13章 時間について 14章 誰がどれだけの所得をなぜ手に入れるのか 17章 すべてをダメにする方法 18章 市場の失敗 19章 法律とソーセージ―政治市場― 20章 合理的犯罪者と故意の事故―法と法律違反の経済学― 21章 愛情と結婚の経済学 |
| テキスト・参考書等 |
| デイビッド・フリードマン(1999)『日常生活を経済学する』日本経済新聞社. |
| 授業方法 |
| 受講者による報告とディスカッション |
| 成績評価 |
| 出席、報告、議論への貢献度などを総合的に評価する。 |
| その他 |
[ 2000年度シラバス ] [ 社会経済学科 ]