基礎演習シラバス


授業科目 授業コード 開設学期 授業種別 単位数 対象学生
基礎演習 22109 第2学期 演習 2単位 2回生以上
担当教官 氏名 新保 輝幸
E-mail shinbo@cc.kochi-u.ac.jp
TEL1 844-8251
TEL2  
オフィスアワー 火曜日3時限目
学生相談場所 人文学部棟2F 210研究室
テーマ

経済学で見る現代社会

授業目標
 現代社会にはさまざまな問題があふれており、多くの人がそれらに対して一家言を持っています。一億総評論家と言ってもいいでしょう。しかし、その中には単なる感情論や場当たり的な主張も少なくありません。その中で経済学者の主張は、非常にひねくれて聞こえる場合があります。経済学者にはひねくれ者が多いと言われるゆえんです。しかし、そのような主張の背後には一貫した経済学の論理があります。
 この演習では、さまざまな問題を経済学の目で見てみます。そのとき、それらの問題がどのような構図を持っているのか、あるいはどのような解決策が見いだせるのかを考えていきます。
 それを通して、経済学的な思考力を身につけ、社会や経済に対する問題意識を深めていくことを目標とします。
授業計画
 たとえば以下のような問題について考えてみたいと思います。(ただし、授業の進行状況等に応じて変更の可能性があります。)
  • 命の選択を:新薬認可の経済学
  • 犯罪を選択する:犯罪防止の経済学
  • 悪徳の栄え:売春、酒、麻薬禁止法の経済学
  • 減反は是か非か?:農業保護の「不」経済学
  • ウォール街のランダム・ウォーク:証券価格の経済学
  • キャビア・カルテルの崩壊:カルテルの経済学
  • 黄金の隠退生活を夢見て:高齢化社会の経済学
  • 殺人者は合理的か?:死刑の経済学
  • 清掃車はきっとやってくる:廃棄物処理の経済学
  • ドードーのように、バイソンのように:希少生物保護の経済学
  • 「汚染」売ります:公害防止の経済学
  • 紫煙くゆるところ火種は消えず:禁煙問題の政治経済学
  • 閉鎖された市場の中で:保護主義の「不」経済学
テキスト・参考書等
テキスト:資料を毎回配布します。
参考書:R. L. ミラー・D. K. ベンジャミン・D. C. ノース(1995)『経済学で現代社会を読む』日本経済新聞社.
授業方法
 受講者には、事前に配付した資料を読んで、演習問題に対する解答を各自考えてきてもらいます。
 演習では、少人数のグループに分かれ、各自が用意した解答について検討します。最後に、それぞれのグループの検討した結果を発表してもらい、全体で議論します。
成績評価
 演習に対する準備や、議論への貢献度などを総合的に評価します。
その他
 言うまでもないことですが、演習の授業は、遅刻、無断欠席は厳禁です。