| 副題 |
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| 担当教官名 |
新保輝幸 |
| 担当教官所属 |
人文学部社会経済学科 |
| 担当教官電話 |
非公開 |
| 担当教官E-Mail |
shinbo@cc.kochi-u.ac.jp |
履修希望学生に 求めるもの |
授業は、ミクロ経済学や環境経済学をベースに行いますが、授業の中で初歩から説明していくので、予備知識等は特に求めません。しかし、内容を積み上げていく方式で授業を行いますので、欠席が多いと理解が困難になります。 |
| 備考 |
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| オフィスアワー |
火曜3限 |
| 学生相談場所 |
人文学部棟2階210研究室 |
| 授業テーマと目的 |
環境問題と聞いて皆さんはなにを思い浮かべるでしょうか。高度経済成長期に顕在化した悲惨な公害事件や、近年取りざたされるようになった地球環境問題、あるいはもっと身近な自然破壊やゴミ問題まで、いろいろな問題を想起できるかと思います。ここで一つ忘れてはならないのは、環境問題は我々の日々の生活、日常の経済活動の結果として生じているという点です。その意味で、環境問題を理解するためには、ある種の経済学的な視点が必要になります。この講義では、環境問題がなぜ、どのようにして発生したか、それがいかなる性格を持つ問題なのか、そしてその解決のためにはどのような処方箋が存在するのかについて、経済学の視点から見ていきたいと思います。 |
| 授業計画 |
講義の流れは概ね以下の通りです。また、随時コメントカードに皆さん方の意見や質問、あるいはこちらの問いかけに対する回答などを書いてもらい、その内容を講義にフィードバックしていきたいと思います。
1.環境問題と経済学:経済学からみた環境問題の構図
2.山と森をめぐる環境問題:資源の所有と利用の形から考える
3.リサイクルの経済学:市場の仕組みとはたらきを考える
4.市場の失敗と環境問題:公害問題と森林の公益的機能から考える
5.環境問題がもたらす費用と便益:ヒトの経済的満足度の変化から考える
6.環境をどう守るか?:環境政策のさまざまなアプローチ
7.環境はいくらか?:環境政策と環境の経済評価
講義は、できるだけ具体的なトピックから語り起こし、それを経済学の視点で読み解いていったときにどのようなことがわかるのかを考えていきたいと思います。
主軸となるトピックスは、山と森の問題です。高知県は県土の8割以上を森林が占めていますが、長期にわたる林業の不振などで、河川上流の山の森林の手入れが行き届かず、荒廃が進んでいるというという現実があります、そのため、森林が本来もっている水を涵養する機能や、土砂災害や洪水などを防ぐ機能が著しく低下しているといわれています。そのような状況に危機感を持った高知県は、新しい税金を創設し、森林を維持する費用を広く薄く負担してもらうことによって、県民の森林に対する意識を高めようとしています(平成15年2月現在)。いわゆる森林環境税(案)です(参考:高知県の水源かん養税試案のページ:http://www.pref.kochi.jp/ken/etc/sinzei/)。海外の事情にも目を配りながら、日本の山と森林の問題を概観し、それに対する対策として打ち出されている新しい環境政策について考えていきます。 そのほかに必要に応じて、空き缶や空き瓶といった容器のリサイクルの問題、二酸化炭素による地球温暖化の問題などを取り上げていきたいと思います。 |
達成目標 (達成水準) |
経済学的なものの見方を養い、環境問題を単に感情のレベルで議論するのでなく、社会全体の仕組みの中で捉えていく視点を獲得することを目標とする。 |
| 授業時間外の学習 |
授業のはじめにリーディング・リストを配ります。その中から自分の興味にあった文献を選び、読んで勉強してください。 |
| 関連科目 |
06109 : 土佐の海の環境学 |
| 教科書・参考書 |
授業開始時に文献リストを配布します。 |
| Web テキスト |
http://iii.cc.kochi-u.ac.jp/~shinbo/enveco/index.html
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成績評価の 基準と方法 |
期末試験の成績をもとに、コメントカードの内容などを加味して評価します。 |